自律神経失調症と風邪の症状

ストレスが大きな原因であると言われている自律神経失調症ですが実は風邪とも大きなかかわりがる事をご存知でしょうか?!
風邪は菌やウィルスによって発症するもの…まったく逆の病気のように思われがちですが。

ずっと鼻風邪の症状が続いている、熱っぽいのがなかなか引かない…
そんな時は自律神経失調症を疑ってみるのもいいかもしれません。

自律神経失調症と風邪は相互関係を持っていることもあり風邪から自律神経のバランスが不安定になってしまうこともありますし自律神経のバランスが不安定になった結果、免疫力が落ち風邪をひきやすかったり治らなかったりすることがあります。

鼻風邪などはあまり気にしたりせず、大したことがないと放置してしまう人も多いですがもし自律神経失調症の症状の一つである場合は、その他の症状も現れる可能性もあります。
また風邪は体力を消耗させますので、免疫力を低下させ他の病気も招いてしまうことがります。
もし症状が長引いていたりなかなか治らない場合は悪化する前に、医師に相談してみたほうがいいでしょう。

自律神経失調症と冷え性

「冷え症」も自律神経失調症のひとつだと言われています。
冷え症という言葉が蔓延しすぎていて、もう体質の一つとして捉えられているところがありますが実際には自分で熱を生み出せない状況のこと。
カラダにとっては大きな問題です。

熱を生み出すためには血管の収縮や拡張など、血液の流れが関係してくるわけですがその血液循環に関する機能は自律神経がコントロールしています。
そのため、冷え症の改善は自律神経のバランスも整える作用があると言えます。

対策

  1. まずカラダをあたためましょう。
  2. 肌の露出を控える 一枚多めに服を着る キチンと湯船につかる クーラーが効いている部屋に長居しないなど簡単なことでかまいません。
    女性の中には常に薄着であったり、露出の多い服を着ている人がいますが冷え症の大きな原因になるため要注意です。

  3. カラダを動かしましょう。
  4. ウォーキング、マッサージ、ヨガ、軽いストレッチなど、有酸素運動を生活に取り入れ
    血液循環を活発にすることは冷えの改善、予防に効果的です。

  5. 腸を温める食べ物を多く摂取しましょう。
  6. 代表的なものに生姜などがありますが、その他にも根菜やトウガラシ、ニンニクなど
    熱を生み出す作用のある食べ物を多く食べるように心がけてみましょう。
    また冷たい飲み物や夏野菜はカラダを冷やすと言われています。
    過剰に摂取することを控えましょう。

冷え症はひどくなると、食欲不振や不眠、肌荒れ、消化系機能の低下など
自律神経失調症によるその他の不調も呼び起こしてしまうため、軽視することはできません。
自律神経失調症を予防するためにも、冷えの対策はキチンととりましょう。

自律神経失調症と女性ホルモン

自律神経失調症は男性よりも女性の方が発症率が高いと言われています。
それは女性ホルモンは一生を通じて変化し続けるためと言われていますがそれはやはり女性がこどもを妊娠~出産することに大きく関係しています。

女性は月に一度(個人差もありますが)月経が訪れます。
もうそれは当たり前のことのように言われていて、その時だけ大変!という印象をお持ちの方も多いと思われますが実際は月経を迎えるまでに卵子を作ったり、排卵して受精~着床しやすい状態にカラダを変化させたり…と常にホルモンバランスが変化していることになります。

ですので、月経時のみでなくてもそのバランス如何によっては精神的に落ち着かなかったり(イライラ、ネガティブになるなど)、カラダが疲れやすかったりと個人差もありますが、体調が不安定になることがあります。

また、妊娠すると妊娠期~出産~産後でカラダが大きく変化し、それに伴いホルモンバランスも急激に変化します。
そして閉経時にも同じようなことが起こります。
妊娠~出産以外は外から見える変化があまりないため、理解されづらいことが多いですが実際は体内でめまぐるしい変化が起こっています。

それは自律神経にも大きく関係してきます。
自律神経をコントロールする大脳の視床下部というところは、ホルモンを分泌している脳下垂体のすぐ近くにあり視床下部はこの脳下垂体もコントロールしています。
この視床下部と脳下垂体はお互いに作用しあうこともあるためホルモンの変化が自律神経の働きにも影響を及ぼすのです。

ホルモンのバランスが不安定になるとそれにつられて自律神経も不安定になってしまうのです。
このように自律神経失調症は女性のカラダと大きく関係している病気なのです。
平均寿命の長さなどから推察されるように、女性の体は男性よりも強く作られていると言われていますが実際はデリケートな部分も多いため、しっかりしたケアが必要になってきます。

自律神経失調症の子供

自律神経失調症の原因はストレスによるところが大きい。
なんて聞いてしまうと、まるで大人だけの病気のように思えますが子供の社会にもストレスはたくさん存在します。
自律神経失調症は子供でもかかる病気です。

症状は大人も子供も似ていますが
子供の場合は寝つきが悪くなったり、学校に行きたがらなくなったり、不安を漏らすこともあります。
その時の大人の対処がとても重要です。
まずきちんと話を聞いてあげること。
そして無理をさせないこと。
自律神経失調症は子供からのサインなのです。

大人になるとつい忘れてしまいがちなことですが学校に塾に、習い事に…こどものスケジュールは大人が考えるより忙しいものですし保育園や幼稚園、学校では常に集団生活をしているわけですからストレスもたくさんかかります。

それに大人が気付かずにいると、自律神経失調症は重くなってしまいます。
家庭でもついつい子供を急きたてるようなことをしてしまうと子供は安心して休める環境を失ってしまうのです。

自律神経失調症の改善ですが、まずは子供をゆっくり休ませられる環境作りをしてみましょう。
そして規則正しい生活が送れるようにサポートしてあげること。
自分と子供との基本生活を見直して、自律神経失調症の予防から取り組めるのが理想的ですね。

自律神経失調症と更年期障害

更年期を迎えた女性は卵巣の機能が衰えるためホルモン分泌が低下、閉経を迎えます。
その際にホルモンバランスが変化するため、精神的にも身体的にも不調になることがあります。

これを一般に「更年期障害」と言うのですが、その症状は自律神経失調症にとても似ており、ホルモンバランスの変化のほかにも、ストレスによる自律神経の乱れから、交感神経ばかりが刺激されて、なかなか休めない状況が続き、様々な不調が現れることがあります。

その際に、更年期障害と診断されれば婦人科で治療を受けることになるのですが自律神経失調症の治療と同じように、副交感神経を正常に働かせることが治療への一歩となります。

そのためには、やはりリラックスタイムをきちんと設けることが大切。
自宅でできること(アロマ、深呼吸、軽いストレッチなど)のほかに、専門家のマッサージを受けて筋肉を意識的に開放することも有効です。

また更年期に対する家族や周囲の理解も必要ですよね。
自分ひとりで何とかしようとせずに、周りに頼れる時は頼って自分を休めることも大切にしなくてはなりません。
無理をして時期が訪れれば終わりを迎える更年期障害が自律神経失調症のように治療に時間のかかる病になってしまうと苦労が長期間つきまとうことになってしまいます。

年齢を重ねて「もしかして…」と思うことがあれば早めに医師の診断を受けて自分も周りの人も理解に努められるのがベストですね。

自律神経失調症 | リラクゼーション

理学療法(指圧、鍼灸など)でカラダに現れる症状を緩和することは自律神経失調症には効果的です。
つらい肩こりや首の痛み、腰痛…これらの症状を和らげてくれる作用があります。

またリラックス効果もありますので、精神的に落ち着く効果も!
マッサージ等も有効ですが、そのほかにアロマテラピーや音楽療法も自律神経失調症の治療には有効です。
ストレスから解放されて、リラックスできる時間を満喫することって人間にとって大切なことですよね!

ココロもカラダも解放することで、イライラ感や疲労感、倦怠感が和らぎます。
人間関係などのストレスに悩まされている場合、良い香りや質の高い音楽などのように、人の言葉を使わないものが心身をリラックスさせてくれるようです。

専門家に効果のあるものを相談しながらアナタ好みの香りや音楽をチョイスすることで自分の好きなものに包まれる環境を作りだしてみてはいかがでしょうか。

自律神経失調症にとって、ストレスを和らげることはとても重要なことです。
これを機に、自分なりのストレス発散方法を見つけてみるのもいいかもしれません。

自律神経失調症 | 毎日の食事

自律神経失調症には毎日の食事も大きく関係してくるって知ってました?
最近では簡単に取れる食事が増えてきたり、朝ごはん抜きが主流になりつつありますがやはり規則正しい生活や食事はバランスの整ったカラダ作りには欠かせないもの。
食事は健康に大きく関係してきます。

そして人間のカラダはココロに大きく影響を及ぼすものです。
栄養不足によってストレスに弱いカラダになってしまっている人、健康に支障をきたしてしまっている人には食事療法は有効な手段と言えるのではないでしょうか。

  1. 決まった時間に三食食べよう。
  2. 生活リズムを整える上で、食事の時間を決めることは重要なことです。
    そして朝起きて太陽の光を浴びた後は、食事をしっかり取って脳を起こしましょう。
    キチンと食事をとることで脳は目覚めます。

    これを怠ると集中力が低下しますし、カラダを動かすエネルギーを摂取していないためカラダが重くなり、疲労感や倦怠感が抜けません。
    そのような状態で学校の授業や会社の仕事が押し寄せてくればストレスにカラダが負けてしまうのです。

  3. 栄養のバランスが取れた食事を。
  4. 外食などによってついつい偏ってしまいがちな食事ですが食べ物に含まれる栄養素の中には自律神経失調症を改善するのに役立ってくれるものがたくさんあります。
    炭水化物→カラダを動かすエネルギー源になります。
    脂質→青魚に含まれる「ω3系脂肪酸」はココロを落ち着かせる作用があると言われています。
    ビタミンB→神経の働きを正常に保つ働きがあります。
    ビタミンC→ストレスに対する抵抗力が強まります。
    ビタミンA、E→自律神経をコントロールする働きがあります。
    カルシウム→イライラを鎮める。不眠解消の効果もあります。

昔から言われている三度の食事ですが先人は知らず知らずのうちのその大切さに気づいていたのかもしれませんね。
現代の病気ともいえる自律神経失調症は、いつの間にか崩れていた私たちの生活の中にも原因があるのかもしれません。

自律神経失調症の治療の流れ

自律神経失調症の原因が患者自身の体質によるものでなく外部からのストレスが大きくかかわっている場合、薬によって症状を抑えることはできても、完全に治すことはできません。
一般内科の病院の検査を受けても異常が見つからず、その後も症状が治まらない場合、次に心療内科や精神科の診察を受けるのが一般的なようです。
心療内科は、心と体、生活環境など病気の治療を行うための診療科で、主に心の問題が影響して体に影響を及ぼす心身症などの病気が対象となっています。

一方精神科は精神疾患を専門に扱う診療科で、簡単に言うと心の病気や心の症状(不安、イライラ、抑うつ、不眠、幻聴、幻覚、妄想など)が対象となっています。
しかし自律神経失調症患者の中には「自分は体調に問題があるだけで心の病気なんかない。」とこれらの診療科に対する抵抗感がある人も多くいます。

それは社会における心の病気に対する差別や偏見がまだ根強いためと考えられますがその場合は「カウンセリング」という手段も有効になってきます。
最近では学校や職場にカウンセリングルームが設置されたり身近な存在になってきていため病院に行くよりも抵抗感は少なくて済みますよね。
もちろんカウンセリングが併設しているような病院に行くのが一番なのですがまず第一歩としてそういった身近な施設を利用してみるのもいいと思います。

自律神経失調症の治療には健康食品やサプリメントで体質を改善することも有効です。

自律神経失調症の克服 | 生活リズムを整える

まずは生活習慣を見直そう!
自律神経失調症は生活リズムに大きく関係してきます。
またココロのバランスを整えるためにも生活リズムって大事なんですよ!

  1. 早起きしよう。
  2. 朝起きたらまず、カーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。
    太陽の光は体内時計を正常にしてくれます。
    疲れている時でも、いつもと同じ時間に起きることは重要です。
    遅く起きると、生活リズムが後ろにずれてしまうため寝る時間が遅くなり、どんどん生活の時間帯が後退してしまうので、逆に体を疲れさせてしまうことになります。
    疲れていてもまず起きて、昼間に一休みする方が良いでしょう。

  3. 三食キチンと食べよう。
  4. 偏食や朝食を食べないことは体の様々な機能を低下させます。
    中でも朝食をしっかり食べることはとても重要。 
    朝食を良く噛んで食べることは脳を活性化させてくれます。
    起きたらまず朝食。
    この習慣を徹底しましょう。

  5. 早寝を心がけよう。
  6. 睡眠をしっかりとることは、体を休めることのほかに心を落ち着ける作用があります。
    睡眠時には体を休めるホルモンのほかに、情緒を安定させるホルモンも脳から分泌されます。
    これらのホルモンは日中、しっかり太陽の下で体を動かすことで分泌が増えるようですので自律神経失調症の克服には日ごろ、外にでて体を動かすことも重要になってくるわけです。

自律神経失調症は心に大きく関わってくる病気ですが、生活リズムをキチンを保つことは、前向きな思考の維持にもつながってきます。
生活リズムを整えるために必要なことはまだありますが、まずは簡単にできるこの3つを実践してみてください。
軽度な自律神経失調症であれば、かなりの効果が見込めると思います。

自律神経失調症の治療方法

自律神経失調症という病気はとても難しいように思えます。
風邪やその他の病気のように原因となるウィルスや菌が存在するわけでもなく多くがストレスによって発症するとされておりますがストレスは目に見えないものですし、そのストレス自体(たとえば会社の上司だったり)を取り除くこともできません。

また原因がストレスの蓄積である場合、様々な要因がからみあっていることになりますので「これが原因だ」と特定することもできません。
知らず知らずのうちにストレスを溜め込むことで、心身に支障をきたすわけですから「これが原因」とわかるようであれば、発症につながることは少ないのではないでしょうか。

そんな曖昧な姿をしている、この自律神経失調症と言う病気はどのような治療法があるのか。当然ですが、特効薬はありません。
時間をかけて、様々な方面からのアプローチが必要になってきます。
症状やタイプにもよりますが、身体と心の両方に働きかける治療、生活リズムや環境を整えるなどが一般的なようです。
また患者自身の性格にも大きく関係してくるので、アプローチ方法は多種多様です。

しかし今まさに症状が現れており、精神的にも不安定な状況に陥っている患者に対して「少しずつやるしかない」と我慢を強いることは難しいこと。
そのようなときは薬物療法をすることになります。
多くの患者が自覚しやすいイライラやめまい、立ちくらみ、不眠、不安感、食欲不振など、体にあらわれる症状を取り除くために、自律神経調整薬、抗うつ剤、抗不安剤、睡眠薬、ホルモン剤やビタミン剤などが使われます。

医者の診断によっては、漢方などが処方されることもあるようです。
「薬があるならそれで解決」というようにいかないのが自律神経失調症の難しいところ。
投薬は症状を緩和してくれますが、原因を取り除いてはくれませんし、薬には副作用もありますので、多用はできません。